FC2ブログ

神戸大学ESSディベートブログ

神大ESSのディベートセクションが、ディベートについて綴るブログです。ディベートとは何? 楽しいの? 面白いの? 熱いの? そんな疑問に答えるべく神大ESSディベセクの活動を伝えていきます!

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

NEAO!!!

こんにちは。今回はNEAOの記事をあげさせていただきます!ちなみに今回あげているのはよーじではなく、小宮ですwwwNEAOの記事は私があげたいということでハイジャックしましたwww

今回神大からはKobe 1(鍋島、栗)、Kobe 2(室屋、新免)の2チームが出場しました!結果から報告させていただきますとKobe 1がメインのGrand Finalist、Satoru NabeshimaがEFL BEST Speakerという偉業を成し遂げました!!!!本当に最高ですね!!!

それでは今回はなべしまさんの記事をお送りいたします!!!




こんにちは、鍋島です。

知っている人はお久しぶりです、知らない人は初めまして。神戸大学5年生のESSOBで、未だにディベセクに出没しては大会にも出場している所謂老害です。

いい加減このブログに登場するのも何回目なのだろうという感じなのですが、今回がラストとは言い切れないような気もしています。仮にもう一回くらい登場したとしても、おじいちゃんを見るような温かい眼差しを向けていただけると年寄りとしては嬉しいなあと思ったりする次第です。(なべしまさんには卒業に際して鍋島卒業感動編的なものを書いてくれると信じてますwww)
ちなみにNEAOからの帰りの飛行機が遅れたせいで関西国際空港に一泊するはめになり、その流れでバーガーキングに滞在しながら一晩中起きてこの記事を書いています。
BGMのピアノがなんだか哀愁を誘う感じで泣きそうです。

今年は前半に就活を終わらせて以降、いろいろな大会に参加してきたのですが、その中でも直近の大会であるNEAO(North East Asian Open)についてですね。

目次
1.NEAOとは
2.NEAOまで
3.NEAOの間
4.NEAOを終えて感じたこと


1.NEAOとは(知っている人は完全に読み飛ばしてOK)
 North East Asian Openという、北東アジアの最も大きな国際ディベート大会のうちの一つです。今年は11/21~11/24まで台湾のNTU(National Taiwan University)で開催され、北東アジアの国々(中国・韓国・香港・台湾・日本)から約90チーム180人+ジャッジ90人程度が集まりました。ジャッジ陣にはイギリスやマレーシア、シンガポールからの招待ジャッジもおり、豪華な顔ぶれとなっていました。

 予選は合計7ラウンドで二日間に渡って行われ、その後準々決勝(+α)から優勝を争う決勝トーナメントが開催されます。

海外大会ならではの要素として、ディベーターにはメインとEFLというステータスがあり、保有するステータスによって進める決勝トーナメントが限られます。
メイン(ESL=English as Second Language含む)とはネイティブ、および英語を第二言語として使用していたり、海外への滞在経験が長かったりする人を指し、EFL(English as Foreign Language)は英語を全くの外国語として学び、日常生活では使う機会のない人を指します。
帰国子女や小中高大で英語授業をコンスタント受けている人は前者(ネイティブも勿論前者)、そうでない日本人や中韓の人は後者であることが多いです(ちなみに鍋島は後者です)。

予選の結果によって上から順番にブレイク(予選突破)が確定するのですが、メインカテゴリーでブレイクできる人は今回の場合24チームで、そこでブレイクできなかったEFLはEFLカテゴリーの決勝トーナメントに進む機会を与えられ、今度はメインブレイクから洩れたEFLチームの中での上位12チームが予選突破するという仕組です。

EFLチームはメインカテゴリーでもブレイクできますが、メインステータスを持つチームはEFLカテゴリーではブレイクできません。言語的ハンデを持つEFLにも活躍の機会を与えようという名目上のシステムとなっています。

 予選自体はこれらのチームが全てまぜこぜになって執り行われるため、レベルは高くなります。日本国内で開催される大会よりもESLやネイティブのディベーターがかなり多いため、英語のレベルは圧倒的に高いです。


2.NEAOまで
 今年は僕も学生最後(にしたい。卒業したい。マジでしたい)ということで、国際大会には積極的に出ていきたいと考えていました。本音を言うとWorldsにディベーターとして出たかったのですが、部内の子らとスケジュールやらなんやらが合わず、断念。

 まあせっかくだしNEAOは出るかなというところで、二年生の栗くん(あだ名くりぼー)が僕と大会に出たがっているという噂を耳にしたので、声をかけてみました。

 するとくりぼー「いいですよ」とあっさり(?)OKしてくれたので、出ることに。
 ちなみに鍋島はお金がなさすぎて、未だに後輩に飛行機代やらレジ費やらを払っていません。ゴミです。ゴミ島と呼んでくださって構いません。

 今年はもうひとペア(あゆとちゃそ)NEAOに行くということだったので、神戸から2チームがNEAOに行くことが決定し、わくわくし始めました。

 ただ、直前まで秋Tやらノービスやらとお互い別の大会があり、別のパートナーと組むことが多かったため、僕とくりぼーはチームを組んだ状態での練習がそんなにたくさんできませんでした。それを補おうとSkypeでスピーチしてみたり、無理やり授業の空きコマを合わせて練習したり(何故か鍋島は5年生後期にして毎日授業があります。不思議なこともあったもんですね)と工夫はしてみたのですが、いかんせんロールがなかなか決まりません。

 どちらが1stをやるのか、2ndをやるのか、OpeningもClosingもとりあえず一通り試してみて、お互いやりやすい組み合わせを探してみました。

 僕はwhipを公式な大会でやったことがなく、練習でもほぼやったことがないという素人状態だったため(一応練習はしてほんのちょっぴり上手くなったのですが)、Closingはくりぼーにwhipをやってもらうことになり、1stは何度か入れ替えつつやった結果、僕が慣れている1stでマターを出しきったほうが良いという結論に至り、リーダーをやることに。

 また、東大の加藤さんや慶應OBの早川さんにアドバイスをもらったりしてプレパの勘を取り戻しつつ、練習不足を補っていきました。
お二人とも、その節はお世話になりました、ありがとうございました!

 NEAO前日、空港のマクドで一泊して飛行機を待つ間もプレパ練をして(くりぼーは超絶眠そうにしていましたが、2ラウンド分のプレパ練を強行しました)、実際に自分が1stをやる体でプレパを進めてみたり、隣に居た関西の現オーソリである阪大の小菅君にアドバイスをもらったりして、少しずつ形を整えていきました。こみーは鼻血を出していました。
 プレパでもナンバリングを意識して、効率的にお互いの意見を整理するのが大切だということを5年目にして再認識です。あと、やっぱりMECE最強。

 ……リサーチですか?
ひそかに「予選7ラウンドもあるし1ラウンドくらいIR出て爆発しても大丈夫だろ(笑)」とか思っていたのであんまり積極的にはしませんでした。これはくりぼーにも言っていません。本邦初公開です。ゴミですね。ゴミ島と呼んでくださって構いません。
※良い子の皆さんは真似してはいけません。

3.NEAOの間
 当日は関西国際空港に関西勢と集合して飛行機に乗りました。前述でちょっとネタバレしましたが、関空のマクドナルドで何故かオールし、関西の三年生たちと若干げすい話をしながら夜を明かしました。どうしてオールしたのかは未だに意味不明ですが、テンション上がって寝むれない修学旅行前の状態だと認識して頂ければ問題ないかと思われます。

あゆとちゃそが一瞬飛行機に乗り遅れる疑惑があったくらいで、基本的には何の問題もなく飛行機に乗り、台湾へ。そんな感じだったので、飛行機では即行寝てしまい記憶がほぼありません。

台湾はあったかいです。25度くらいあって、天気も良く、もう楽園のようです。
 現地で日本人ディベーターの方々とちょっと交流しつつ、ホテルに向かうバスへ。バスの中ではちゃそがずっと謎の香港人と会話し続けていたのがすごかったです、コミュ力的な意味で。台湾は意外と山並が多く、小菅がずっと「発展途上国感ありますね」と若干オフェンシブな発言を繰り返していたのが印象的です。

 そうしてホテルに着いたのですが、部屋のクオリティ高い。
 完全にスイートルーム並の部屋です。部屋が三つあるし、キッチンついているし、テレビがどの部屋にもあるし、何より美しい。ビビりました。調べたら一泊4万円くらいする部屋でした。どこから予算出てるんだろう。
 ベッドがダブルベッドで二つしかない部屋に3人泊まるということで誰がベッドを使うかという点だけは若干コントロバーシャルでしたが、そこは最強にフェアな決め方であるじゃんけんで完璧に解決しました。こみーごめん、でもこれが世の中なんやで。(毎日じゃんけんする予定だったのですが2日目はじゃんけんもせずになべしまさんはベッドでねてましたw理不尽w) 

一日目はウェルカムパーティなるものがあったらしいのですが、僕は阪大の平家とちゃそと勝手に抜け出して街中にあった大衆食堂で中華料理を食べていたので、パーティの様子は全くと言っていいほど知りません。そもそも僕はセミフォーマルという服を持参していなかったため、くそダサいTシャツをセミフォーマルと言い張っていましたし、パーティに参加する資格があったようにも思えません。大衆食堂の料理めっちゃ美味しかったです。平家とちゃそと話せたのも良かった。パーティのことはくりぼーがきっと書いてくれていることでしょう。
 どうでもいいですが、台湾のファミリーマートは「全家」と訳されていて面白かったのと、どこのコンビニに入っても鼻腔を襲うスパイシーな香り(必ず店頭に置いてある辛めに味付けされたおでん的なやつ)が漂ってきたのが思い出深いです。

 そんなこんなで一日目は終わり(さらにどうでもいいですが、みんな毎晩コンビニで酒を買って飲んでいました。最終日の部屋にはスミノフがずらっと並んで壮観でした。これも今考えるとマジで意味不明)、どういうわけか鍋島は暇つぶしで見始めたデスノートを3時半過ぎまで見続けてLの死にざまを見届け、「何やってんだ僕は……」という自己嫌悪にさいなまれながら床に就きました。
安定の意味不明。
なんだかここまで書いていて気づいたんですが、鍋島が基本的にゴミなんですが、大丈夫なんでしょうか。

 二日目、疲れが残る朝(完全に自業自得)。
 NTUは綺麗な大学でした。
ちなみに朝僕が眠かったのと、神戸の二年生が緊張していたのとで、神戸ラインは顔が死んでいたそうです。

 CAのダリルがジャッジテストの解説をしているのをうつらうつらしながら完全に聞き逃していたら、予選が始まりました。

1R目は周りが台湾や韓国のチームばかりで英語は上手い人が多かったのですが、CGで初心者っぽい人も多かったためdrugのuniquenessをごり押ししつつ綺麗に(?)エクステンションを立て1位をゲット。ジャッジに超褒められる。ただくりぼーのwhipが本人も認めるレベルでイマイチだったので、「お前今のはしくってたな」という話から彼のあだ名が「しくりぼー」になったのも今ではいい思い出です。(でも実際くりぼーは77点で、思い返すとジャッジにも褒められていた気がします。びっくりぼーです。しくってるとか言ってすまんくりぼー)

 2R目は3点ラウンドで、日本人3チームとChina BPのChampionが集合。Kyoto 1(横山、なべ)およびTokyo1(石河さん、ぼんきな)と当たる。OOで無難な話を立てたものの、CGにカウンターされまくって2位。1位はTokyo。Tokyoは伊達ではない。しかしKyotoが3位を取り、日本人が上位を独占する。強い。(ちなみに何故かプレパの途中まで年金の話を勝手に医療保険のことだと勘違いしており、くりぼーに指摘されて気付きました。くりぼーありがとう。このラウンドのくりぼーは堂々と反論できていて良かったです。COの議論も盗めてたし)

 3R目(このあたりでスケジュールが遅れすぎてどう考えてもR4はないなという空気が流れ、実際にアナウンスされました)はOGで、またもやCOにKyotoが。今回はKyoto2(たのっぱ、塩川くん一年生)でした。このラウンドだけはこの大会の中でもモーション(フェミニスト運動は軍において男性と同等の女性比率を目指すべきではない、という論題)がイマイチ呑み込めず、得意なはずのPMでしくってしまい、3位。OGのSKEDAが(内山さんの事前情報通り)煽ってくる系ディベーターで辛かったです。あとCGのプレゼンというか英語が上手くて感動。Underwoodだったかな? 英語上手い人はやっぱりいいですね。たのっぱは面白いアーギュを立てて四位でした。

 というわけで、一日目は合計6点(BPは1位=3点、2位=2点、3位=1点、4位=0点と計算し、予選における合計点を競います)。あと7点くらい取れればブレイク圏に入れそうだなという感じ。悪くないです。

 一日目の夜はシティツアーなるものがあり、Taipei101というタワー(超高い)に登りました。1時間ほど並ばないと登れないほどの人気でしたが、待った分だけ眺めは非常に良く、感動しました。どこまで行っても広がる平野と、眼下に見下ろす街の光が美しかったです。時速60kmのエレベーター(世界最速らしい)は耳が痛くなりました。
また、一ツ橋の子らが芒果アイスをくれた(量が多すぎて食べきれなかったらしい)ので、お腹も満足。ありがとう! 京大のなべが高所恐怖症ということで、それも面白かったです。ついでに小菅の失言も面白かったです。

 帰ってまたちゃそと平家と街をぶらつく鍋島。焼き鳥屋さん的なところに入り、読めないメニューを読んで注文するゲームをしていましたが、ゲテモノは来なくてどれも美味しかったのが良かったです。ベーコンのキノコ巻き的なやつが特に好きでした。どの焼き鳥も若干カレー風味だったのがポイントかもしれません。

 二日目は、ひたすらラウンドでした。前日予選が3Rしかできなかったこともあり、4R分強行しようと、スケジュールが明らかにタイトです。

 R4はHYDS(KIDA=韓国のJPDU的な組織のプレジデントの子を擁する)2チームがオープニングハーフ。CGはR1でも当たったNTUのチームでした。そのKIDAプレジデントはChina BPでも何度か当たったことのある子でして、LOで出てきて議論をほぼ取っていきます。うめえええええ。金融系モーションだったのですが、ケーススタディが出てくる出てくる。圧倒的に1位っぽい。「あ、これ死んだな」って思いながら苦し紛れエクステンションをCOでだし、くりぼーと二人で「2位来い、2位来い。ワンチャン4位あるけどとりあえず2位来い」と祈り続けなんとか2位。まじかよやりました。ジャッジには会長もおり、加藤さんにも彼にも後で素晴らしいリフレクをいただきました。ありがとうございました。

R5はまたもや日本人と当たります。ガバベンチがTokyo1とTokyo2(ぴーたー、溝上くん)でした。COにもSU(ソガン大学)という強めなところが。僕らはOOだったのですが、とりあえずやることをやるしかないということで、無難にアーギュを立てて結果を待ちます。なんと1位。Tokyoベンチを下します。まじかよってなりました(本日2回目)。テロリストのIRっぽいモーションだったのですが、頑張りました。くりぼーの反論が割と冴えていて良かった気がします。慶應の岡君がジャッジだったのですが、オーラルが細かくてかつ分かりやすく、非常に参考になりました。ありがとう!

この時点で11点となり、割とメインブレイクが現実的になってきました。まだまだ気は抜けませんが、くりぼーと二人でテンションが上がっていたのを覚えています。

R6からは時間節約のためにサイレント(オーラルアジュディケーションを省略)でした。九州カップであたった声のやたらと低い韓国人の子がOG、HKU(香港大学)がOO、R3で当たったSKEDAがCGにおり、僕らはCOでした。ここでまさかの日本モーション(アベノミクス)が出てしまい、周りが全員日本人じゃない、つまり日本人は僕らだけという状況。しかもチェアはICUのPP。これは流石に勝たないと恥ずかしいと思い、頑張って色々考えたのですが、何故かOOのHKUが日本の(しかもアベノミクスの)ことを僕ら以上に知っており、考えていた視点も、OGに対して言おうと思っていた反論も全て綺麗に持っていかれます。
おおおおおおおお落ち着け、まままままままだ慌てる時間じゃない。
そんな感じで苦し紛れエクステンションを出すも、怪しい。怪しすぎる。CGのSKEDAのパラダイムだと「日本は核爆発が起きたせいで食糧輸入が滞って食糧危機に陥っている」らしかったので、流石にそんな世紀末アーギュメント(しかも嘘)よりは上だと考え、2位はいけたんじゃないかと思ってはいたのですが、油断はできません。最終ラウンドは1位を狙うしかない。

R7はOGで、またもや国際的な感じに囲まれました。OOはKDS(Keioではなく、韓国のキョンヒー大学)、CGにまたR3で当たったUnderwood、COは主催大学であるNTUのチームでした。このR7もモーションがイマイチ分からず、イマイチ分からないなりのイマイチなスピーチをしてしまい、イマイチ勝てた気がしないまま終わります。CGが上手かったのとOppのスタンスが若干揺らいで聞こえたので、Govベンチいけたんじゃね? とか思っていたのですが、これは今大会において下した僕の判断としては一番イラジャでした。

そんな中ブレイクナイトへ。
そういえば会場へ向かうバスの中で謎のオーストラリア人に話しかけられ、ディベート雑談を楽しみました。

ブレイクナイトは広めの会場でバイキング。料理はおいしかったのと、お酒はそれなりに強かったのと、パフォーマンスはダンスが面白かった(トークショーは、うん、まあ、みたいな)ことを記しておきます。
ブレイクアナウンスの前にICUのさわちゃんに加えて、予選で二回も当たって仲良くなったNTUの男の子と話をしたのが楽しかったです。「なんでEFLなのにそんなに英語上手いの?」的なことを言われて、お世辞だとわかっていてもテンションあがりました。Keioのななみはらさんと絡めたのもいい思い出ですね。

で、ブレイクナイト。盛り上げムービーがすごく、テンションが上がりました。

ジャッジブレイクでは日本人が複数人ブレイク!
阪大の平家がブレイクしたのが嬉しかったです。
同時に小菅とこみーがすごくテンション下がっていたのを見るのが辛かったですが、次に控えたブレイクチームのアナウンスに気を取られすぎて声を掛けられませんでした。ごめんな。

と、ここでACからのお知らせ。

AC「(前略)メインブレイク枠16、EFLブレイク枠8って言ってたけど、それぞれ24と12に拡張するわ(意訳)」

 キタ━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━!!

 少し無理のありそうな屁理屈(?)により何故かブレイク枠が拡張され、希望が広がります。
そしてEFLブレイクから呼ばれていくチーム。
 11点チームが呼ばれていくのですが、ここで名前を呼ばれる=メイン枠ではブレイクしなかったことと同義であるため、呼ばれないよう必死に祈ります。途中で京都が2チームとも呼ばれたり、早稲田や一ツ橋や東京のチームが呼ばれたりと喜ばしいこともありましたが、それどころではありません。

11点のチームが呼ばれていき、……10点のチームに移りました!

 この瞬間メインでのブレイクが確定して、くりぼーとハイタッチした記憶があります。
 ちなみに最後のEFL1チームはすごい点数とかが同じでタブが苦労していました。

 そしてめでたく13点でメインブレイク! くりぼーと喜びを分かち合います。
どうやらサイレント2ラウンドは3位×2だったようです。なんだか納得いきませんでしたが、まあブレイクしたしいいや。(ちなみに18位ブレイクだったため、ACの屁理屈がなければ死んでいました。危ない危ない)

 他にはTitech、Tokyo2チーム(なんと一年生チームもブレイクしていました、すごい)、Keio2チーム、そしてAGUがメインでブレイクしていました。日本人大健闘。

 そのままホテルに帰り、またもや観光に行こうとすると、たのっぱたちディベーターの一団とすれ違い
たのっぱ「このままだとブレイク枠削られてpre-Quarter Finalなくなりますよ」
なべしま「!?」
 となり、急遽カウンシル(参加大学で行う会議的なもの。大会運営に対して意見を言って、実際来年以降反映させることもできる)に参加することに。

 どうやらACが非公式なプロセスを踏んでブレイク枠を勝手に拡張したことが問題となっていたようで、カウンシルではそこが主に取り上げられていました。
 僕としてはせっかくメインブレイクしたのにその資格をはく奪されてはたまらないので、必死に聴いていました。特に意見を挟むところもなかったので聴いていただけですが。
会議は紛糾したものの、なんとか明日メイン枠でディベートできることに。
心の底からホッとしました。

 三日目。寝坊しました(!?)。
こみー。起こしてくれてありがとう、危うくレジ落ちです。

 Pre-QFはOGにまたもやSKEDAがいます。そして僕らはOO。SKEDA強い。そして、モーションが分からない。やばい。(僕らのプレパを見ていた小菅とこみーも「終わったな」と思っていたらしいですが)とにかくやるしかない。
 というわけで、アーギュメントをばら撒きにばら撒いてとりあえずCOを殺す姑息な作戦にでます。しかしOGはつぶせない。強い。でもこのままいけばオープニングハーフワンチャン……?
 といった感じで、なんとか2位抜け。危ない。他の日本勢もほぼ全て勝ち抜いており、いい感じです。

 QFはOGで、OOにはR7で当たったKDS、COにSKEDA、CGは韓国のソルブリッジ(去年のNEAOのグランドファイナリスト)がいました。そしてモーションがミャンマーとロヒンギャ族について。
僕とくりぼーはモーションアナウンスの5秒後に「あ、終わったな」「終わった……」とつぶやいていました。
 驚くほど知識がなく(まさかここでリサーチしなかったことのツケが回ってくるとは)、部屋に移動する道すがら「くりぼーロヒンギャ知ってる?」「知らないです」「だよな(?)。よし、じゃあジェネラルな話をしよう」と粗大ゴミのようなプレパをし、ほんの少しの知識とコンテクストから生ごみのようにジェネラルな話を引き出し、とりあえずラウンドを静観。

 思ったよりOppベンチがバグっている……!
 
これはいけるかもしれない。と思い、なんだか勝ってる感を出すべくPOIに立ちまくりました。

 結果、いけてた……!
 なんとSFに駒を進めることに成功します。

この辺りでちょっとビビってきたのですが、実はNEAOの前にくりぼーと「SFくらいまでは行きたいし、頑張ればいけると思う」という話をしていたので、目標を地味に達成してしまいました。
 まあ、ここからはもう楽しむしかないな、とSF。
 僕らはCGでOGは勝ち上がってきたKeio1(トムくんとかすみちゃんのカップル)、OOは例のHYDS4、COにソルブリッジがいます(ちなみに別のSFにTitechとTokyo1が勝ち上がっていて、日本人が半数を占めるSFでした。すごい)。
 このポジションであれば少なくともOGの英語は聞き慣れているから聞けるし、Oppベンチのどっちかを潰せばワンチャンあるか? と思って臨みました。
 OGは案の定無難にいい話をしっかり立てており、おかげで用意していたエクステンションがそのまま出せそうだったので、あとはOOを潰すしかないと、頑張ってHYDSにエンゲージします。国際大会にも関わらず「島根県」を引き合いに出して爆笑を取りつつOOのexclusivityを削り、いい話っぽい政治家エクステンションをどや顔で披露。勢いで持って行こうとします。COの話がよくわからなくてくりぼーにエンゲージを渡せなかったのが心残りでしたが、一応Oppの話は潰せたかなという感じ。

ラウンド終了後に小菅とこみーが「ワンチャンあるんじゃないですか?」と言ってくれたり、岡くんがいけたと言っていたという噂を聞いたりして、「これは本当にワンチャン……?」と思い始めました。

結果、いけてた……!(やっふー!!!!)

CGがクリアに1位というアナウンスを聞いた瞬間叫びましたね。やったー!? 的な。
僕がNEAOのメインGF……? どういうこと? って感じですよね。
日本人も沸いてくれて、周りにいた関西勢がなべしコールし始めてテンションあがりました。(くりぼーもいるのに。笑)

そしてもう一チームはなんと慶応!
日本から2チームGF進出です、すげー!
しかも慶應の二人は二年生。もう頭が上がりません。

結果発表の後しばらくは上の空で、「やばい、やばい」を呟いていました。
内山さんや石河さんはSFで落ちてしまって残念に思ってらしたと思うのですが、僕のところまできて応援してくださったのが感動でした!!
加藤さんも「3年前の俺を超えたっすー」と言いに来てくださったのが嬉しかったです。
同期のPPとたけが来て頑張れって言ってくれたのも、やはり最高に嬉しかったです。

そんなこともありつつ、「やばい、やばい」を繰り返しつぶやいていた鍋島ですが、ついにGFが始まります。ポジションはCO。KeioはCGで、日本勢がクロージング。上手いと言われているCUHK(香港)とKU(韓国)の2チームがオープニングになった時点で割と絶望していたのですが、もはややるしかないと。ぼんきなちゃんが「OGのDPMにしっかりエンゲージすれば勝てますよ!」と言ってくれたのでとりあえずそれだけを意識しようと決意。

モーションは僕の嫌いなAssuming系。「技術が存在していると仮定した上で、全員の生態的特徴(IQ、EQ、見た目、病気のかかりやすさなど)を、生まれた段階で同じにする」というモーションでした。くりぼーと15分話し合って適当にマターを出すも、イマイチOppの強いマターが思いつかない。
そしてOpeningがやはり上手い。英語も上手いし、内容も詰まっている。特にサミュエル・チャン(DPM)が格好良すぎる。KUが僕の考えていたことをことごとく喋っていく。

ちょwwwやめてwwwwwまじでwwww

って感じでした。
しかしGFで格好悪いところを見せるのも嫌だ。
というわけで、とにかく必死に頭を回して、DPMにエンゲージするマターを作り上げます。
そしてそれ(仮に生態的特徴が生まれながらにして押し付けられるものだとしても、それがないとそもそもアイデンティティの追求なんてできないじゃん! って話)をただひたすらに格好つけて喋りました。グラファイ仕様のマナーが好評だったのですが、それは勿論GFを意識したのもありますけど、単純にマターがOOに出されて少なかったので、ゆっくりしゃべらないとあっという間に7分使い切ると思っていたからです。笑
すると途中で日本人のディベーターから拍手がきたりして、僕史上最高に興奮しました。スピーチ中にあんなにサポートもらったのがほぼ初めてレベルだったので。
その節は本当にありがとうございました。
くりぼーも緊張はしていたと思うのですが、それでも堂々とスピーチしていて、ああ、ここまで来れて良かったなと思いました。
結局くりぼーと組んで11ラウンドぶっ通しでやったことになるのですが、最高の経験ができたと思っていますし、彼にとっても何か掴んだものがあれば良いなと思います。
実際上手くなったと思いますし、強いディベーターと実際に対峙してやりあう経験は本当に得難いものなので、大切にしてもらえるといいなあと。

GFが終わった直後は内山さんがべた褒めしてくださって、めちゃめちゃ嬉しかったと同時に、あれだけ格好つけて喋ったことがすごく恥ずかしくなって、しかもOGに負けているだろうことも予想できていて、とりあえずパートナーを放って一人で大学の外まで歩いて行って、適当なベンチに座って15分ほど放心していました。

大学の外から帰ってきて嬉しかったのは、京大1年生の塩川君が近づいてきてくれて、
「感動しました。これから頑張ってディベート続けようって気になりました」
 と言ってくれたこと。
それからなべが
「泣きそうになりました」
 と言ってくれたこと。
 こみーが自分のことのように喜んでくれたこと。
 同時にこみーと小菅が「ディベーターとして勝ちたい」とモチベートされてくれたこと。
 などなど、書ききれてないことも含めて本当に色々ありました。

 自分のスピーチがそれだけ多くの人に影響を与えたと思うと、光栄に思うと同時にやっぱり恥ずかしくもあるものですね。

結果は、OGの優勝でした。
後から聞いた話によるとCOを押してくれていたジャッジもいたらしく、惜しかったようです。それを聞くと悔しくなってしまいますが、GFまで来られたこと自体が割と幸運だったと自覚しているので、高望みはしません。

EFL Best Speakerをもらえたのは僥倖でした。
後から小菅に聞いた話によると、EFL Best Speaker受賞のときに「あいつEFLなん?」的なつぶやきがどこかから聞こえたという話が地味に嬉しかったりしました。

その日は宴会をして、大衆食堂で美味しい料理をたくさん食べ、加藤さんやみつしくんと話をして、部屋でお笑い芸人のYouTubeを見て、寝ました。
次の日は会長を引き連れて観光をしました。ラーメンうまし。
この記事、文字数もビビるほど多くなっているので、この辺はさらっと行きます。笑

そんなこんなで僕のNEAOは終わりました。


4.NEAOを終えて感じたこと
ディベート的なチップスを期待している人もいそうなので、ちょっとだけ。
大半はすごく個人的なことばかり書きます。

ディベートについて。
感じたことは、ありきたりながら二つ。
1、英語を磨く
海外大会で評価されようと思ったら、日本以上に分かりやすいマナーと効果的な表現が必要だと感じました。これはここ2年くらいで国際大会に何度か出て如実に思ったことです。2年前は僕もまだ英語が下手だったので、分かってもらえないことや効果的にアーギュメントが取ってもらえないことは多かった。ここ1年は英語の勉強にも割と力を入れて、表現も動画から盗み、スピーチの構成を考え、語彙を増やし、発音を改善しました。やはり、分かりやすい英語で分かりやすいマターを話す、これが全てだと思います。逆に、それさえできれば勝てる人は日本には多いと思います。
 2、基礎を磨く
 海外大会で勝てなくてたまに思うのが、「海外と日本では評価基準が違うのではないか」ということです。それはある程度正しいと思います。ただ、そこに囚われたら余計に勝てなくなります。何故なら、大半の抑えるべき基礎基本は海外でも日本でも同じで、それは普遍だからです。今回僕は基本を押さえたディベートをすることしか考えていませんでした。Closingでも、クリエイティブな話を出すというよりは、相手にエンゲージする話を、ディベートを前に進めるマターを、コアロジックのユニークネスを、メカニズムを、インパクトを詰めることを考えていました。リーダーをやる時は対立軸を明確にした上で、SQAPインパクトを詰めることしかしませんでした。何も特別なことはしていません。本当に、1年生のときに習ったことがほとんどだったと思います。でも、やっぱりそれができないと勝てないですし、逆に言えば東北アジアにおいてはそれができれば十分勝てるなと思いました。まあ、それが難しいからみんな苦労するんですけどね。

 あんまりでかい口を叩いてもあれなので、この辺りで。笑
 僕は全然ディベーターとしてはひよっこなので、鵜呑みにしすぎてもダメですよ。

 次は、パートナーへ。
 くりぼー、組んでくれてありがとう。まず一緒に出てくれる人がいなければ当然ですがここまで来られなかった。そしてプレパの時になんどかモーションを読み間違えた鍋島に訂正をくれてありがとう。僕の言った反論をちゃんと出してくれてありがとう。
 勝つことに必死であんまり余裕もなくて、ついラウンド後に厳しくしてしまったりプレッシャーをかけすぎてしまったりしたところもあって、正直申し訳ないと思っています。それでも文句一つ言わずについてきてくれて、本当にありがとう。
 これからも当然頑張ってほしいし放っておいても頑張ると思うけど、「僕の後を託す」とか、なんかそういう重いのは、なしでいこうかと。とりあえず、変に僕を目指さないでください。僕は僕で、くりぼーはくりぼーだし。それは後輩全員そうやけどね。僕がいなくなっても、僕という影に囚われすぎないように。結果面で見てもね。まあ、今回のことは今回のこととして、君の糧になっていると嬉しいなと思います。
 まあなんにせよ、お疲れ様、初海外大会ですごい経験になったと思うけど、本当組んでくれてありがとう。
 あ、でもICUT一緒に出るんやったな。また頑張ろう。笑

 さらに、ジャッジをしてくれた二人。
 本当ありがとう。こみーに至ってはまともなBP大会のジャッジがいきなり英語リフレクとか、すごい。それでもやってくれた二人のおかげでここまで来られました。改めてお礼を。

 それから、一緒に来たKobe 2の二人。
 たぶん、つらい経験になったとは思う。でも、それだけきっと学ぶことも多かったと思う。とくにちゃそは、まだディベート楽しいなって思えるところが少しでもあるのであれば、是非続けて後輩にその想いを伝えてくれると嬉しいなと思います。またご飯とか行きましょう。

 あとはまあ、Facebookにも書きましたが、日本勢、関西勢、関わってくださったジャッジの方々、ありがとうございました。ここはまあ雑いですが、許してください。笑



 最後に。
 NEAOは僕にとって思い入れの強い大会です。
 
 というのも、僕の同期のパートナーである、つると最後に出た大会だからです。
 彼はもうこの世を去ってしまいましたが、僕の中では永遠のパートナーです。

 そんな彼と最初にNEAOに出たのが二年前で、その時はEFLブレイク、EFL Finalistでした。

 その時は悔しくて悔しくて、二人で大学の外まで歩いていって、「悔しいな。いつか絶対海外大会でメインブレイクしたいな。何ならGFまで行きたいな」という話をしたのを覚えています。
 結局、彼とはそれが最初で最後の国際大会になってしまったけれど、僕の中ではその約束はまだ有効で、残っていました。

 だから今回ここまでの結果を残せたのは本当に嬉しかったし、同時にちょっぴり寂しくもありました。もう一度つると二人で立ちたかった場だったな、なんて。
当然ながら、くりぼーに不満があったとか、そういう意味ではなくてですよ!

 まあでも、きっとつるも天国で祝福してくれている(と同時に絶対悔しがっているだろう笑)と思います。また徳島までお墓参りに行くから待っててや。

 だから、僕は本当に嬉しいです。
改めて、この結果に貢献してくださったすべての人に感謝ですね。

ここいらでお開きにしておきます。
くそ長い文章を読んでくださってありがとうございました!!





なべしまさんくりぼー本当におめでとうございます!!!
GFでのなべしまさんくりぼーは本当にかっこよかったです!
僕らの誇りっす!!!
10502474_572088162922632_1323192781465573742_n.jpg


10404300_572088189589296_5590915495877317336_n.jpg

くりぼーも記事を書いてくれていると信じているのでまたお楽しみに!!!

スポンサーサイト

PageTop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。